5月13日(水)おうち時間 MGミーティング


こんばんは。本日のブログはレスキュー艇長の一瀬が担当いたします。

今回は新型コロナの影響で通常の活動が出来ていない中でのマネージャーの活動についてご紹介させていただきます。

普段のマネージャーの役割は多岐にわたります。第一に練習運営。浦風等の運転を始め、レスキュー艇の整備にマーク等の備品管理です。そして、炊飯。毎練習ごとに30〜40人分のご飯を用意します。もちろん、これらはマネージャーだけで成り立っているわけではありません。部員の皆、OBの皆様、ハーバーの方々、大学支援課、船の職人さん方、和歌浦漁港の方々、あげるとキリがないくらい、様々な繋がりの上で成り立っています。

そんな私達の仕事ですが、実は今まで明文化されていませんでした。先輩方がしていることを覚え、プレーヤーからの要求に答え、また、練習に来てくださるたくさんのOBの皆様のアドバイスを元に今何をするべきか、言ってしまえば、アドリブで全て行ってきています。もちろん、艇の整備や、備品の管理など書面で行なっているものもありますが、日々行う膨大な作業をこなすだけで1日が終わってしまう毎日を繰り返す中で、そのデータを残すということが、長い間、マネージャーチームの課題でした。

現在、日々の作業が激減している中、マネージャーのしていることをまとめることにしました。流行りのオンラインミーティングを用いて、それぞれが各部門を担当して下書きを提出、それについて全員で議論し、清書することを繰り返しています。いざ始めてみると、改めてそれぞれのマネージャーが考えていることが分かり、よりチームの活性化に繋がることを実感し、また、まだまだ課題が多いことが浮き彫りになりました。

マネージャーはそれぞれに得意分野を持っています。例をあげさせていただきます。川守はストイックな練習運営。マネージャーの過失にはとても敏感で、毎練習終わり、あの時、こうすれば良かったんじゃないかと、人一倍反省を繰り返し、成長しています。佐藤はマニアックでのめり込むタイプです。特に整備に関しては今ではマネージャー1の知識量です。また、彼の持つ工具量は部員ナンバーワンかもしれません。高山は几帳面で、しっかり者です。練習中のデータをまとめさせると1番綺麗です。医療品の管理担当で、在庫量にとても敏感。また、誰とでもすぐ打ち解け、ムードメーカーなところは1番マネージャーらしいかもしません。また、唯一の二回生、71期の酒井の責任感は圧倒的です。71期1人のマネージャーという環境がそうさせたのか、貪欲で負けず嫌い。この1年間で1番伸びた部員の1人でしょう。

そんなバラバラな個性を持つメンバーが集まっているならではの弱点が今回、改めて思い知らされました。それは、それぞれがもつ役立つ知恵の共有があまりなされていなかったということです。マネージャーチームの目標にどのマネージャーでも同じ支援をすることをかかげていました。それにはチーム全員のベースのレベルの引き上げが大切だと考えています。しかしながら、個々人のレベルが高い所にいっているところもあれば、おざなりな部分も見受けられるということです。

まとめ始めてもう2週間ですが、全ての作業を文書化するには、まだまだ時間がかかりそうです。作業していくうちに各々のこだわりが見えてとても刺激的です。早く部活動が始まらないかウズウズしますが、ここは懸命に耐え、いずれ迎える日常に備えたいと思います。

今、ヨット部は逆境に立っています。しかしながら、これは自分を見つめ直すチャンスと考えます。気づいた弱点、また、それを克服する機会を大いに利用していきたいです。これはコロナに立ち向かう、人類にも当てはまることではないでしょうか。ここで大きくしゃがみ込み、力をためて、大きく巻き返す原動力に変えることができるよう、私は願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日もブログは更新しますので、是非ご一読下さい。

コメント

このブログの人気の投稿

6月25日(日)練習

7/17(月)レース練習