3月11日(水)練習

こんばんは。本日のブログは新3回生470スキッパーの村瀬が担当させていただきます。
本日の練習では午前中に基本動作、セーリング練習を行い、午後からはセーリング練習、スタート付きの合同ラウンド練習を行いました。今日は北〜北西の風が吹かなか、いつもより高めの波もある難しい海面でした。午前中はセッティングを出していたため詳しく書く事はできませんが、風の割に波が高くスピンのパワー感と艇のスピード感が異なるため、いつもと同じように上り下りができないコンディションでした。ランニングでそれが顕著に現れ、クルーのスピンのパワー感とスキッパーのスピード感のコンビネーションが試されることになるため、いつもより感覚的な部分が研ぎ澄まされる走りになったと感じます。私自身、ヨットは経験がモノを言うスポーツだと考えていますので、目から入ってくる情報だけでなく、感覚的な部分の経験値を蓄えることも技術向上につながると思います。
午後からは風が予報より少し遅く吹き上がり、波はさらに大きくなりました。春合宿は強風が入る事が多いため、ただ風が強いだけなら慣れてきてはいますが、今日のような大きな波がある中ではそう上手くはいきません。セオリー通り、波の山で上り谷で下るといった走らせ方はあるものの、今日はドライブで走らせた方が速い印象でした。ここでもスピード感が大切となり、今はピンチ、今はスピードとより繊細なハンドリングが求められました。また波で止まることも多いためコントロールロープ類の操作もよりシビアに求められました。ここではバングやカニンガム等のマーキングの重要性について再確認されたと思います。ランニングではかなり大きな波のため非常に乗せやすく、パンピング、ウーチング等の練習に集中できました。ただ走らせるだけでは勝てないシーンもあるためチャンスが有ればO旗を想定しての動作も取り入れようと感じました。
スタート付きラウンド練習も行いましたが、特に動作の面が雑だなと思いました。マーク付近やタック、ジャイブといった基本的な部分は吹き上がってくるとすぐボロが出始めます。常日頃から集中していない証拠であるため、セーリングだからといってタックジャイブをサボらず行い、このタックをミスると負けると自分に言い聞かせながら行うことが重要です。やはり基本動作を極めてこそその他の部分にも生かされてくるなと改めて感じました。
最近は下級生となる機会が多く、動作もまだまだな部分もあります。お互いのミスをカバーし合うこともコミュニケーションの一つだと思うので下級生を乗せているからと言い訳せず、練習に取り組んでいます。いつも要求をしすぎてしまい、今日も何度も沈することになりましたが練習だからこそミスを恐れずチャレンジできると思います。結局、練習でできないことはレースではほぼできないので、今はくそ下手でも挑戦することに意味があると思います。そのためできないから…、分からないから…といって諦めるのではなくまず自分で考え、ペアやまわりの人と相談し上達していければと思います。
3月もあと2週間程となり、春合宿の終わりも近づいてきました。4月からは新歓もあり忙しかなります。ここが実力を1番伸ばす時だと考えいるため、1日1日成長を実感できるように練習に取り組んでいきます。
暖冬とは言いつつも体調管理を疎かにしているとすぐに体調を崩すことになります。自分の身体も管理できてこそ立派な選手だと思います。
最後になりましたが、本日お越しくださった田中監督68期の石井様、田中様お忙しい中ありがとうございました。

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