9月9日(日) 練習

こんばんは!本日のブログは4回生470スキッパーの橋本が担当させていただきます。


本日は今合宿最初で最後の出艇日となりました。今日まで台風や警報、海上の安全面など様々な問題に出艇を妨げられましたが、今日は小雨で海上もまだゴミや角材は多少浮かんでいたものの安全と判断されたため久しぶりに出艇することができました。

午前は1〜2m/s程の北東の風で、セーリングを行いました。西宮の今日のような風向はフレが激しく、今日は1回のタック、1回のジャイブで大きな差が生まれ、同じタックに返すにしても、そのタイミング次第でも差が生まれたので、海面を読む力が非常に試されると感じました。私はクローズでは主にリーチ、テルテール、ブームがセンタリングされているかを見て、あとはバウ方向の海面をチラチラと見たりして、基本船を走らせることに集中していますが、今日のような日はもっと海面を見る割合を増やし、クルーと相談しながらコースを引いてもいいのかなと思いました。


午後は15時頃までほぼ無風でしたが、その後

大きな雨雲が近づくとともに雨と突風が吹きはじめ、ハーバーすることになりました。それまでは、サークリングとショートラウンドを行いました。サークリングでは船を止めないよう意識しました。タック、ベア、ジャイブ、ラフ、1つの動作ごとにとりあえずクルーが煽りまくる。それよりもロッキングのようにクルーと同時にスキッパーも動いて大きく煽る、いわゆるシンクロの方がやはり船がよく動き、止まることは無いと感じました。

微風はいかに船を煽るかも重要になってくるので、このような練習も必ずレースで活きてくると思います。サークリング後のショートラウンドも風を掴むのはもちろんですが、やはりタックでよく煽れている艇が伸びました。先週のKGとの合同ラウンドでもタックでの差を思い知らされたので、微風時のタックは加速できる大事なポイントだということを忘れず、マストの揺れに注意しながら1回1回魂を込めて全力でやっていきます。


関西インカレまで残すところあと6日となりましたが、実際あと練習できるのは多くて2日と半日で、その日もどうなるかわかりません。しかし、練習できるのが1日だろうが、今まで努力して積み上げてきたものがあるので、本番ではそれを信じて、出し切るだけだと思っています。この西宮合宿での他大学との合同ラウンドでも決して負けていない、国公立戦でも優に前を走ることができたのに、本番で戦えないはずがない!何か小さなものでも自分の自信につながるものを持って本番に臨みます!


最後になりましたが、本日練習に来てくださった66期の久保様ありがとうございました!


それでは失礼します。

コメント

  1. クローズで海面を見る場合は、バウ方向だけでなく、風軸方向を見ないと全体が見えないように思います。ちょっと気になったので、コメントさせて頂きました。
    ヨット部OB会 23期 森田栄一

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  2. ご指摘ありがとうございます。
    おっしゃる通りですね。風軸方向を含め、海面全体を見てクルーと相談していこうと思います。

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