2018年 決意表明


新しい年を迎え、早くも1週間が経とうとしています。レスキュー艇長を務めております、67期の福本拓磨です。2018年もどうぞよろしくお願い致します。皆さま、今年の目標などは決められましたか?

 

まず、日頃から多大なご支援をいただいているOBOGの皆様に感謝申し上げます。昨年はRIBボート、それ以前には各クラスに新艇を頂きました。RIBボートに関しては、和歌浦での練習を始め、西宮での練習や大会においても、その性能を遺憾なく発揮しております。これからも大事に使わせていただきたいと思います。私たちは皆様のご支援によって購入できた船に乗って、日々練習しています。当たり前にヨットができていることを当たり前だと思ってはいけません。私たちの活動を支えていただいているOBOGの皆様を始め、練習を見守ってくださっているマリーナの方々への感謝の気持ちを持ちながら、練習に励んでいきたいと思います。

 

 

 

さて、私はレスキュー艇長2期目を過ごしております。これまでの目標は、無事故無違反というものでした。ここまではこの目標は達成できていると思います。安全は何よりも重要なことです。しかし、「100%安全」というのは絶対にありえないのです。なぜか。それは少なからず、常にリスクは存在しているからです。「99.9%安全」と言えるまでは、事前に何かしらの対策を講じることができると思います。残りの0.1%を埋める事はおそらく不可能でしょう。私にはこれから何が起こるか、全てを完全に把握することはできません。つまり、その差は人が眼で見て、自分で考え、適切な判断をすることで限りなく100%に近づけていき、埋めていくべきであると考えています。安全については、部員一人ひとりが常に高い意識を持って向き合っていかなければなりません。私には働きかける義務があります。今年もより一層気を引き締めて安全に努めていきたいと思います。

そして、今年はさらに目標を増やします。

 

 

2018年、私が和歌山大学ヨット部を全日本に連れていく」

 

 

ここにはっきりと書かせていただきます。これまでは、レースに出場するのはプレイヤーで私はそのサポート、という風に思っていました。しかし、プレイヤーはレースで結果を出すために練習をします。その練習を指揮するのは私です。つまり、私の練習運営がプレイヤーのレース結果を左右するのだという考えに行きつきました。これまでの結果は全て私に責任があるのだと感じています。良きも悪きもたくさん経験してきました。悔しい思いもしました。だからこそ、その経験や思いをぶつけ、全日本出場のために全てを懸けなければなりません。もちろん、私だけでは力不足かもしれません。そのために自分がチームを引っ張り、皆を巻き込んでいく必要があります。責任を取る覚悟はあります。それほど強い気持ちで、残された期間、ヨットに全力を注いでいきます。

 

 

 

NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組をご存知でしょうか?その番組で以前、ポテトチップスで有名なカルビー株式会社の会長である、松本晃さんが紹介されていました(http://www.nhk.or.jp/professional/2017/1002/index.html)。そこではこんなことを言っていました。「ダントツの一等になるんだ」と。そして、「大きな目標を立てる」のです。しかもそれを自らホラだと言うのです。この方のすごいところは、最初はホラを吹くところから始め、それを達成するために確実に歩みを進めることです。ホラを現実にするところは本当に素晴らしいと思いました。

 

部活動はビジネスではありませんが、その言葉には少なからず通ずるところはあるのではないかと感じました。ダントツの一等、そして大きな目標。これこそ、私たちが目標にしている「関西トップ通過」に当たるのではないでしょうか。今はホラかもしれません。私はただのホラ吹きで終わらないように、チームを全力で引っ張っていきます。そして必ずや関西トップ通過、全日本出場を果たしたいと思います。

 

 

 

そして、チーム全体を強くするためには、下級生の指導も重要になってくると考えています。マネジャーチームとしてもこれは重要な課題であります。そこで私は、「背中で見せる」ことと「後輩を育てる」ことをしていけなければなりません。マネジャーは、私の一つ下の学年がいません。つまり、今の二回生が次から上に立たなければならない立場にあります。あるべき姿、そして考えることを、言わずして伝えていけるように自分が見せていこうと思います。そして、それをマネジャー以外の部員にも波及させ、今後5年間は安泰と言えるような強固な土台を築いていこうと思います。

 

 

 

最後になりますが、今年も練習の様子や日々の活動報告をブログやホームページを始め、Facebookの活用を活発にしていきたいと考えています。和歌山大学ヨット部は、OBOGの皆様を始め、マリーナ関係の方々や地域の方々など、たくさんの方々と共に活動していこうと考えています。その一つの手段として、Facebookを使っていく考えです。皆さまからの温かいお言葉や厳しいお言葉も、心からお待ちしております。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

長文になりましたが最後までご覧頂き、本当にありがとうございます。今年も1年間よろしくお願いします。

 

「いざ!蒲郡へ!!ホラを現実にするぞ!!!」

 

17日 67期レスキュー艇長 福本拓磨

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